今日の「半分、青い」はすごい回だった。


涼次が離婚してまで、

脚本、監督をやりたい気持ちのセリフ、


そして鈴愛の


「死んでくれ。

そしたら別れてあげる。


いつまでも夢見てる!

私たちは歳取ったんだよ!

若くないんだよ!」


これらは、おそらく北川女史が、

実際に自分の人生で言い放った言葉だろうし、

言われた言葉なんだろうなぁと。


そうでないと、

この残酷な言葉は出てこない。

結局、リアリティのあるものしか、

人の心を掴まないし、

リアリティがあるからこそ、

人の心を傷つける。


人は誰でも何かを諦めながら、

そして自分はそれに言い訳を

しながら生きている。


そして純粋にそれを諦めずに、

努力して頑張っている人を見て、

嫉妬しているし、

失敗すればいいとさえ思っている。


その、人の「負」の部分から

目をそらさずに、リアルにセリフに

落とせる北川女史は、

やはり稀代の脚本家だと思う。


この「半分、青い」とは、

かつて自分が時代さえも

作って来た脚本家で、

そのプライドと

おそらくその後揶揄されたであろう、

She is a history.」的な

十字架を背負いながら、

マージナルされながらも、

もう一度、この世界の真ん中に戻って来る

彼女の人生の話なのかもしれない。


#半分青い