【今週も1名様ご入会!】Hiroの投資銀行サロン 週間レビューNo85 

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今週の週間レビューです。
今週は1名の方にご入会いただき、まことにありがとうございました。深く御礼申し上げます。 

今週は、東芝の件で、AmebaTVに出演した後、各方面から案件の問い合わせを多数いただき、深く御礼申し上げます。
 

東芝は現在原稿執筆中ですが、日々、出てくる情報が変わってきており、半導体メモリの技術流出に係る政府関与や、ウエスチングハウスのチャプター11申請、そしてここに来て、旧村上ファンド系のエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが東芝の株を8%所有するなど非常に原稿が書きづらい状況です。
 

そうはいっても、半導体の微細化技術における東芝の優位性・国防に関する部分があるなら、マイノリティ出資の時から、最初からノーアクションレターを行うのが筋であり(FAのゴールドマンはノークションレターを行っていたと思われます。彼らがそんなヘタを打つはずがありません。)、しかも当初は菅官房長官も世耕大臣も、「政府か関与している事実はない」、産業革新機構志賀CEOも「半導体は成長事業として認識していない」と言っているにも関わらず、経団連会長が「技術流出懸念」を言ったとたん、降ってわいたように、「技術流出」議論で国が関与する方向になっています。
 

ノーアクションレター制度
http://www.meti.go.jp/policy/no_action_letter/
 

確かに改めて東芝のNANDについて審査する必要はあるかもしれませんが、仮に外為法に該当して、売却出来なければ、半導体は国が引き取ることになりますが、その時は原発含めて会社更生かけて、ハードリセットが、国が関与することの条件です。半導体だけ引き取っもらって経営責任を取らないのは納得感がないですね。
 

今週の投資銀行ライブラリーは引き続き、ビジネスデューデリジェンスでしたが、

特に重要なのは、契約文言で、

■契約先調整
買収に係る重要な販売先・仕入先等を合意しておき、基本合意のプレスリリース後、その取引先との再契約締結、若しくは当初合意していた仕入・販売量が見込めない場合、買収価格から向う5年のその取引先からの営業利益の現在価値を減算する

などが実務では極めて重要です。

サロンでは手触り感のあるM&Aを行うことを目的としています。
それでは来週もよろしくお願いします。
 

今週のサマリー
 

【サロンonly】
 

3/20 勝ちパターン(KSF)の抽出 (繊維メーカーの場合) 
3/20 ビジネスインフラ分析 
3/20 コスト構造分析  
3/21 事業構造分析の留意点 
3/22 業績構造分析  
3/22 売上高比率分析  
3/22 デューデリジェンスによる修正項目の抽出 
3/24 リスクの態様とディールブレイク 
3/24 ディールブレイクの回避方法 
3/25 価格調整条項への反映 
3/25 価格調整に関する留意点
 

【フィナンシャルトピック】

3/20 機関投資家の行動規範改定 議決権行使を個別開示 
利益相反の懸念払拭 6月の総会から適用へ   
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO14200750X10C17A3TCJ000/
 

3/22 【専門家“東芝は上場廃止すべきだ“】 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl…
 
3/24 東芝の半導体売却、政府が外為法で事前審査へ 技術の海外流出防ぐ  
http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS23H8V_T20C17A3EA1000/
 

3/24 金融のプロは東芝問題をどう捉える?実例から学ぶ企業ファイナンス 
https://lounge.dmm.com/blog/15413/
 

【投資銀行ライブラリー】

3/20 【投資銀行ライブラリー】戦略フレームワーク2