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Hiroの投資銀行サロン 週間レビュー No83

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今週の週間レビューです。

今週はあまり大きな話題はなかったですが、三越伊勢丹の大西社長が業績不振の責任を取って株主総会を待たずに退任となりました。
百貨店の市場環境は2003年から2013年の年平均成長率(CAGR)は-2.6%であり、特に金融危機後の2009年には前年比-10.8%と大幅に縮小し、百貨店市場は減少の一途を辿っています。

また、売上が減少する一方、店舗面積は減少幅が小さく、理由として、百貨店は売上が落ちてくると改装・増床を繰り返す傾向があり、閉店する百貨店の店舗面積を改装・増床する百貨店の店舗面積がカバーしているためですが、売上が伸びずに売場面積を拡大することは、売場面積当たりの商品販売額や従業員数一人当たりの売上高の低下になるため、営業効率も下がり続けることになります

百貨店は従来、都心、ターミナル駅、郊外店を出店して来ましたが、利幅の高い衣料品がユニクロ、ニトリ等の有力SPAに売上を取られる中、自ら店舗を持って家賃負担のいらない都心店しか採算に合わないということで、それ以外の店舗は、ユニクロ、ニトリ等の有力SPAにテナント貸で「家賃売上」を上げてきました。
 

今回の三越伊勢丹の不調は新宿と銀座は、インバウンド需要を
大きく外したことによるものですが、人口少子化の中で、従来の商品ラインナップを百貨店という形態で維持していくことはビジネスモデルとして難しくなってきています。それはGMSにも言えることです。
 

さて、来週の投資銀行ライブラリーは引き続きM&A講座です。
よろしくお願い申し上げます。
 

今週のサマリー
 

【サロンonly】
 

3/7 百貨店の立地 
3/7 百貨店業界の市場環境 
3/7 百貨店の競争環境 
3/9 買収案件に当たる場合 
3/9 プランニング 
3/9 初期交渉 
3/10 基本合意書の主な役割 
3/10 デューディリジェンス(買収監査) 
3/10 買収(進出)形態
 

【フィナンシャルトピック】

3/7 本業重視の誤算 三越伊勢丹HD社長辞任へ 客離れの影響重く きょう取締役会 
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO13742720X00C17A3EA1000/

3/8 きしむ現場(上)「もう限界です」 
15時間労働、昼休みなし 
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO13799660Y7A300C1EA1000/
 

3/10 東芝、WHを非子会社に 原発リスク分離 譲渡先探し難航も 
http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ09I8F_Z00C17A3MM8000/
 

【投資銀行ライブラリー】

流通小売事業ポートフォリオ2016

M&A講座