日経の報道によれば、

シャープが18年度中の、東証一部指定を検討しているらしい。


東証1部復帰「18年目指す」 シャープ社長:日本経済新聞

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ29H44_Z21C16A0TJC000


シャープは、前期債務超過となった結果、

現在東証二部に指定替えとなっている。


現在はホンハイからの4000億円弱の第三者割当増資を受け、債務超過は解消していると思われる。


また、今期の業績見込みは営業利益400億円なので、今期業績を勘案すれば、以下の利益基準のうち、時価総額基準で再度東証一部をクリア出来ると思われる。現在の時価総額は 8570億円である。

鴻海による再建 シャープ3期ぶり営業黒字


 


(6)利益の額又は時価総額

(利益の額については、連結経常利益金額に少数株主損益を加減) 


次のa又はbのいずれかに適合すること

  • 最近2年間の経常利益の合計5 億円以上
  • 時価総額が500億円以上 (最近年間における売上高が100 億円未満である場合を除く)


業績の回復の確実性を見極めてからとの判断か。


来年度でも一部指定が可能だが、

まだ本格的な業績回復の蓋然性を審査で説明しにくいということかもしれない。


いずれにしろ、投資家も期待しているので、

しっかりとした形での一部指定を期待したい。



「一部指定」、「指定替え」、「市場変更」の言葉の定義


改めて形式基準を確認しておく。

債務超過となった場合は。東証一部から二部に指定替えとなる。
 

一部指定・指定替え・市場変更基準

 

ここで書いておきたいのは、一部で「指定替え」の言葉の使い方を勘違いしているメディアが多いことである。

 

よく、二部から一部に市場が変わることを「指定替え」と言っているが、「指定替え」とは一部から二部に降格する時のみに使う用語である。
 

二部から一部に上がる時は「一部指定」という。
 

因みにマザーズから東証一部もしくは二部に上がる時は「市場変更」という。


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