【今週は1名様ご入会! そしてリアルmtg開催日程決定!】

Hiroの投資銀行サロン 週刊レビューNo.62 2016/9/17~9/23

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今週の週刊レビューです。
今週は1名様にご入会いただきました。
深く御礼申し上げます。

そして、次回のリアルmtg開催日程が決まりました。

テーマ「ソフトバンクヒストリー ~
創業時のミカン箱伝説からARM買収まで」

日時  2016年11月2日(水) 1900~2100

場所  DMM.com本社 ミーティングルーム
   (恵比寿ガーデンプレイス21階)

会費  会員様 無料、ビジター様 5000円

※今回から動画撮影を行い、参加出来ないメンバーのために、
FBにてアップすることにいたします。

今回は上記の通り、ソフトバンクの創業から、ADSL無料ばらまき、ボーダフォン買収、スプリント買収、そして今般のARM買収までの、時にM&Aにスポットを当てて、そのスキーム、バリュエーション、リスクファクター、戦略的な意味合いについて、お話しをいたします。奮ってご参加ください。
 

申込サイトは後日アップさせていただきます。
 

今週のフィナンシャルトピックで気になったのは、タカタのスポンサー選定ですね。

債務1兆円です。自動車メーカーも人命に関わる部分であり、おいそれと債務減免に応じるわけもなく、金額も含めてハードルの高い案件です。海外のPEでないと難しいですね。
 

ダイセルが米系ファンドのベイン・キャピタルと、米自動車部品大手のキー・セイフティー・システムズ(KSS)を傘下に持つ中国の寧波均勝電子が米投資ファンドのカーライル・グループと、それぞれ連合を組みました。さらに、米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が単独で参加したほか、米国の自動車部品メーカーなども応札したようです。

メーカーがPEファンドと組むのは、自分たちは商流のシナジーを創ることが出来ても、リストラやレバレッジを効かせた再建ノウハウを持たないからです。PEファンドはそれを持っており、メーカーと組むことで、現段階でExitのバッファーを確保出来ることになります。
 

今週の投資銀行ライブラリーは事業再生計画でした。サロンでは初めてやるテーマですが、非常に重要であり、その手順を説明しました。
 

また再生のリーダーシップについても書きました。

最近思うのは、
組織論として、MBAで教えているようなオーソドックスな
理論や正解はほとんど役に立たないということですね。
 

というのは、
実社会で起きる現実を白か黒か単純に判断出来ることなど
ほとんどありません。
 

30人のうち、10人リストラするとした時に、
上からちょうど20番目の評価の人が独身で、家族と同居していて、特に不自由ない生活をしている。

一方で21番目の人が大学、高校の子供と住宅ローンを抱え、年齢を考えると今と同じ給料はもらえないのがわかったときに、じゃあ、20番目と21番目を入れ替えるのか、規定通りやるのかということに常に直面するわけです。
 

それを決めていかなければいけない。
リストラは合理と情理のバランスで成り立っているわけです。
 

コンサルなどが
白黒言えるのは彼らが場外だからです。
 

責任を受け持つリーダーと言うのは、
常に矛盾にさらされていることを忘れないでくださいと申し上げました。
 

来週の投資銀行ライブラリーも引き続き、再生計画をやります。
来週もよろしくお願い申し上げます。
 

今週のサマリー

【サロンonly】

9/20 再生事業のリーダーシップについて  
9/20 事業再生の手順   
9/21 緊急確認項目と主分析方法   
9/21 キャッシュフロー分析   
9/22 緊急危機確認   
9/22 時価バランスシート   
9/23 ROIC Tree   
9/23 事業部門別ROIC分析
    
【フィナンシャルトピック】

9/21 タカタ再建スポンサーに5グループ応札、債務処理策は調整難航も  
 
9/22 世耕経産相、ジャパンディスプレイ売却検討も=WSJインタビュー  
 

9/22 Appleがマクラーレンと買収交渉中か


【参考Blog】

9/17 利益率は実はローソンが一番高い ~ コンビニ各社の業績で思うこと  
  

【投資銀行ライブラリー】

9/20 再生計画の考え方