先日、大学院で再度GREEの田中社長の話を聞くことがありました。WISH2010ではほとんどテック、ソーシャル系の話だったのですが、今回は普段ビジネスに向かう時のものの考え方等を伺うことが出来ました。

・楽天の成長スピードに身を置くことで、実際のビジネスの成功を体験、三木谷さんの考え方を学ぶことが出来た。

田中さんはまだ大学生の時に10年ほど前にM.ポーター氏が日本で講演されたときに、その講演を聞きに行くほどMBA、経営戦略マニアだったとか。そこで「何を捨てるか」を聞かされ「英語をしゃべるヒトはたくさんいるからこれからはインターネットを学ぼう」と考えたそうです。その後紆余曲折ありながらも、当時40、50人くらいの楽天に入社しプログラムを書いていたと。楽天が上場した時は最年少の社員でした。
 今のGREEの成長スピードを実現できたのはやはりそばで三木谷さんの考え方やスキルを感じることができ、「本当にこういう事があるんだと信じることが出来る」「成長する会社の中で自分を変えていくことが出来る」と思うことが出来たそうです。

・結局はやってみなければわからないことはたくさんある
極論すれば「成功の要素のほとんどは運である」と言っていたのが印象的です。
ただ戦略なしにやると言うことではなく、考えても考えても現実の世界には正しい答えがないものはたくさんあり、やってみないとわからないとことかと。中期計画ではここで競合が出てくると思ったのが、何らかの理由で出てこなかったり、社会そのものはそれほど合理的ではないと。ただ重要なのは10やってみれば9は失敗する。その時になぜそうなったのかを仮説と結果を検証し次に繋げること。あとは9失敗してもメゲないメンタリティ。メンタリティそのものが人間、結果的に事業のメンタリティを決めると。

あとは人間性はOSと一緒と言う言葉も印象的でした。
田中さんに何回かお目にかかって思うのは、非常に前向きだしポジティブ思考であること。アツいです。そしてなんと言っても三木谷さんと思考がとても似ていることでした。そこで共通するのは「やり切る力 Get things done!」ということかと。

私も起業して数カ月ですが、非常にそのことを感じます。どんなに考えても最後まで答えがでないことは、やってみるしかないということです。そこで仮説と違った反応が出ることがほとんどです。そして違った反応に次のビジネスチャンスのヒントがあるかもしれない。結局はそれをクイックに繰り返していくしかない。あとはフットワークの速さですか。決して順風満帆ではありませんが、それでも会社を起こしてからの自分は今までのどんな
時期よりも貴重な経験をしていると思いますし、自分を更に成長させるドライバーになっているのかなと。一旦世の中大企業のルールから外れてみる。そこで見える景色が実はこれからのビジネスのヒントになっているんだと思います。

GREE 田中社長、これからも頑張ったいただければと思います。

引き続き参加者募集中! Hiroの投資銀行サロン