直近のマーケット環境の解釈の共有と、
先日コマツ坂根会長のセミナーで心に残ったキーワードを。


ブルーンバーグによれば、
日経平均は12日の取引で2008年10月7日以来、約8カ月ぶりに終値で1万円を回復しました。各国の大規模な金融政策を受け、投資資金の流動性が高まり、投資家のリスク許容度が改善しています。投資家の不安心理を移すシカゴ・オプション取引所のボラティリティ指数は11日、昨年9月12日以来の低水準となる28.1まで低下。昨年 11月20日には80.9まで急騰したが、米リーマン・ブラザーズの経営破たん以前の水準(31.7)に戻しまた。

ただし、急ピッチの上げに警戒感があるのも確か。騰落レシオなどテクニカル指標では過熱感が示されています。東証1部の騰落率レシオ(25日移動平均)は10日、06年8月23日(141.6%)以来の高水準となる135.3%まで上昇。その後も高水準を維持し、12日まで8営業日連続で120%を上回ります。120%以上は相場過熱を示すとされていますかね。 

 さらに世界的に見ても、日本株のバリュエーションは突出して割高です。TOPIXの予想PERは44倍に跳ね上がっており、グローバルレベルで見れば、米ダウ工業株30種平均が14.2倍、英FT100指数が12.9 倍、独DAX指数が14.5倍、上海シンセンCSI300が22.1倍で、相対的な割高感は突出しています。 

また懸念材料としては米長期金利の上昇があります。米債券市場では、長期金利の目安となる10年物国債利回りが11日、一時4%台に乗せ、08年10月16日以来の高水準に達しました。
長期金利の上昇は、住宅ローン金利の上昇につながるため、景気悪化の震源地となった米住宅市場の回復に影響がでます。 

で、金曜日にコマツ坂根会長の講演を聞く機会がありました。
コマツは売上高比率が日本を含め、すべての大陸で均等に売上を上げている
日本を代表するグローバルカンパニーです。

坂根会長は
・企業価値とは社会ステークホルダーからの信頼度の相和
・信頼度とはトップが自ら適切な情報開示を行い、説明責任を果たし、「経営の見える化」をはかり、サプライズをなくすこと
・経営の本質とは成長とコストを分けること。そしてそれぞれに努力すること

と説明されました。
2001年には日経プリズムスコア231位であったコマツを
2006,2007と二年連続1位にした実績から生まれる自信に満ちた言葉には、
非常に説得力がありました。


足許のマーケット環境に翻弄されることなく、やるべきタスクを着実にこなしていくということがやはり大事だということなのでしょうね。

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