新聞報道の通り、
トヨタが、国内普通社債(SB)総額2000億円の発行しました。2002年9月の起債以来、約6年半ぶりの起債となりますが、高い信用力や発行条件などが評価されて即日完売となったようです。

今回は第7回債(5年)、第8回債(10年)の2本建てで、表面利率、発行価格はそれぞれ、1.34%(99円96銭)、2.01%(99円98銭)で決まりました。

国債対比のスプレッドは、それぞれ、+65bp、+75bp(1bp=0.01%)でした。主幹事は、野村証券(事務)、日興シティグループ証券、トヨタフィナンシャルサービス証券の3社が行います。

トヨタの信用力をAAAと評価したR&Iでは、「08年12月末時点で連結自己資本が11兆円近くあり、広義の手元流動性は約3兆円に達するなど、十分な財務耐久力を備える。製造販売事業だけでは高水準の現預金と高い自己資本比率を維持している。販売金融事業も貸倒率を相対的に低く保っているなど財務の健全性に問題はない」(発表資料)と同社の信用力を評価しているようです。

それでも過去のSBのスプレッドと比較すると20bpくらい高いでしょうか?
最も、トヨタがこの規模の発行を行ったことで、
手元流動性安定を求め、更なるSB発行企業も期待されますが、
同時に三菱UFJ銀行も劣後債4500億円を行ったところを見ると、

期末にかけての資金調達は流動性安定型と自己資本比率安定型の
2つに分かれるようです。

銀行は他企業への融資を行うために、
自己資本を集めにしなければなりませんので。

過去にあった貸し渋りが、現状あるのか否か分かりませんが、
当面Debtへの信頼性が重要な局面になっているのは変わらないようですね。

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