TBS「日曜劇場」や「サザエさん」から、東芝ブランドが消えたのは、もう随分以前だとは思いますが、東芝は本気で「選択と集中」を実行しているということなんだと思いました。 

HD-DVD撤退については報道の通りなので書きませんが、 
西田社長、「有言実行」の方らしく、不動産の切り離しも含めて、「原子力」「半導体」に特化することを再度明確化しました。 

HD-DVD撤退とメモリ大型投資を同時にリリースし、「選択と集中」を印象づけるなど、IRパフォーマンスにも長けている様です。 

数字で言えば、撤退損失は500億円程度とか。一方でメモリ投資は1兆7000億円。いかにメモリに本気でいるかということなんでしょうね。 
事業特性としての規模を最大限に効かせるため、営業CFを上回る、社運を賭けての大型先行投資です。 

西田社長になってから、EBITDAは1800億→3000億→3500億(CAGR45%)、株価はご覧のとおりで、ピークでTOPIX比60%、今でも20%以上アウトパフォームしています。 

http://quote.yahoo.co.jp/q?d=c&c=&k=c3&t=1y&s=6502.t&l=on&a=&p=&z=m&q=l&y=on 

米国で「Dynabook」を売り歩き、傍流だったPC事業を海外シェアNo1にしたのは有名な話。 

確かに今回の撤退で「購買顧客を切り捨てるのか」論も出てますが、 
それも傷が浅いうちに受け止めるということなでしょうね。 
経営者としてここの判断が一番難しいところですが、ちゃんと結論出しました。 

今回西田社長を褒め過ぎかもしれませんが、 
これを見てると 
やはり社内変革はトップが替わらないと難しいというのが持論ですが、いかがでしょう?